重度のむし歯でも歯を残せる根管治療

江戸川区南葛西にある歯医者「上田歯科医院」では、できる限り患者さんの大切な歯を残す治療に努めており、重度のむし歯でも歯を残せる根管治療を行っています。神経まで冒された重度のむし歯にお困りの方は当院までご相談ください。

根管治療とは

歯の奥にある神経と血管など歯髄が通る管のことを「根管」と呼びます。この根管内部にある、むし歯に冒された神経や血管を除去して洗浄・消毒し、薬剤を詰める治療が根管治療です。根管治療では直径1mm以下の複雑な形状をした根管内部の細菌を徹底的に取り除き無菌化しなければならず、高度な技術が求められ治療には時間がかかります。

根管治療が必要かもしれない症状

以下の症状が当てはまる場合には、根管治療が必要になる可能性があります。むし歯は放っておくとどんどん進行してしまい、最悪の場合、根管治療ができず抜歯するしかない状態になることもありますので、早めにご相談ください。

• 冷たい物・温かい物を口にすると激しく痛む
• 何をしていなくてもズキズキと痛み
• 咬み合わせた時に激しく痛む
• 歯ぐきが腫れている
• 歯ぐきを押すと痛む
• 歯が浮いた感じがする

治療の流れ

※表は左右にスクロールして確認することができます。

1.歯髄の除去	2.洗浄・消毒	3.根管充填	4.被せ物装着
詰め物や被せ物を取り外し、むし歯菌に冒された神経や血管をキレイに取り除きます。	根管内をキレイに洗浄し、菌が残らないように消毒して無菌状態にします。	根管内に隙間なく薬剤を流し込み、密封状態にします。	土台を作り、その上から被せ物を装着したら完了です。

治療期間について

患者さんの症状の程度によって治療期間は異なるため、一概にはどのくらいの期間を要するかは言えませんが、早くて1～2週間ほど、重度の場合には3～6ヶ月ほどかかってしまうこともあります。当院では事前に治療期間の目安をお伝えしていますので、詳細は当院までお問い合わせください。

万全の設備

サージテル（拡大鏡）

根管治療は肉眼では確認できないような微細な部分の治療であるため、当院では最大20倍に視野を拡大できるサージテルを使用しています。これにより肉眼では見えない細部までしっかり確認でき、根管内の血管や神経の除去から薬剤充填までを正確に行えます。

ラバーダム防湿

治療歯以外を覆ってだ液や細菌の侵入を防ぐ薄いゴム製シートです。ラバーダム防湿により根管に細菌が侵入するのを防ぎ、無菌的な処置を行うことが可能になります。欧米では必須の処置となりますが、日本で実施している医院は全国でも数％しかないと言われています。

デンタポート（根管測定・拡大形成器）

根管治療を行う際に使用する医療機器です。歯の根の長さを測りながら、安全・正確に根管治療を行うことができる機器です。オート機能により根管拡大形成が安全・正確にできます。従来の手動の治療よりも短期間で済むため、患者さんの負担も軽減されます。